1 治療中の方へ

治療の方法

Q3.仕事が忙しいのでなかなか通院できませんが、慰謝料などに影響しますか?
A3.仕事が忙しいなどの理由で痛みを我慢して通院しないと、後に裁判となった場合に「通院していないから大したケガではない」と評価されて慰謝料額を低く見積もられるリスクがあります。そうすると、仕事が忙しくて通院することができない真面目な人ほど、満足な慰謝料を受けることができないという、不合理な結果になってしまいます。
また後遺症の心配もありますので、会社にはよく事情を説明した上で、医師の指示に従って適切な頻度(1週間に2日程度)で通院し、治療に専念しましょう。治療のために会社を欠勤して給料が減少した場合には、後に休業損害として加害者に請求できます。