4 弁護士に依頼するかどうか悩んでいる方へ

弁護士に関する話

Q2.どのような弁護士に依頼すべきですか?
A2.交通事故案件を処理するための知識、経験が豊富な弁護士に依頼するべきでしょう。交通事故案件は、各種保険利用に関する知識のほか、医療に関する知見をも必要とする専門性の高い分野であり、事件処理の基本から、様々な問題を幅広く網羅し、判例の動向や保険の実務を踏まえて適切に対応できなければなりません。
弁護士は全ての法律問題を解決した経験があるわけではなく、交通事故案件を処理するための知識、経験が豊富かどうかは、ベテランか若手かということとはあまり関係がありません。
そして、専門性の高い分野であるからこそ、相談者・依頼者に対し、有利なことばかりではなく、不利となることも詳しく説明できるかどうかがポイントであり、また、紛争解決の手段として、事案に即した適切な対応ができているかも重要です。(必ずしも、訴訟手続による解決が最善であるとは限りません)
そのため、過去の解決実績はもちろん、当該弁護士が質問に対して、どれだけ分かりやすく説明してくれるか、今後の見通しについて具体的に説明してくれるかなどを確認し、当該弁護士の交通事故案件に対する知識及び経験を判断した上で、依頼されることをお勧めします。