2 後遺障害が残ることが心配な方へ

一般的な話

Q5.後遺障害診断書を書いてもらう時に注意すべきポイントはありますか。医者と面談するときに注意すべきことはありますか。
A5.医師任せにすることなく、患者側ができる限り正確に残存症状を申告し、医師と協議の上、各種症状の存在を医学的に証明できる検査(画像及び神経学的所見)を受けるなどして、後遺障害診断書に必要十分な記載をしてもらうよう心掛けてください。
後遺障害診断書のチェックポイントは以下のとおりです。

(1) 症状固定日
症状固定日には、その時既に症状が固定していることや、その時点において残存する症状を評価して、後遺障害の損害を算出するという重要な意味がありますので、正確に記載されているかチェックが必要です。

(2) 自覚症状
残存している症状が全て記載されているかも、確認する必要があります。重い障害に気を取られて、その他の症状に記載漏れがないかチェックが必要です。

(3) 各種症状の存在を医学的に証明できる検査結果
後遺障害の内容については、自覚症状を裏付ける他覚所見、すなわち行われた検査結果の記載が重要です。つまり、検査結果の記載がなければ、その症状は他覚的、客観的に裏付けのない症状と評価されることとなります。

(4) 今後の見込みに関する医学的所見
後遺障害の損害賠償自体、一般的にはその症状が永久に残存することを前提として、将来損害を認定するものです。したがって、残存した症状が今後どのように推移するのかは、後遺障害等級認定において重要な要素となります。残存症状の増悪、緩解の見込みについて主治医の見解は欠かせません。