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事例13(過払い金返還交渉で過払金(過払い利息含む)の99%を回収した事例)

  1. 過払金

依頼主Mさん(40代男性)、借入先 消費者金融1社、過払回収額 320万円

1.ご相談に至る経緯

Mさんの妻が以前、過払請求で当所に依頼したことがあり、Mさんの取引にも過払いがないかということで、当事務所に相談にいらっしゃいました。

2.当事務所の活動

当事務所は、消費者金融会社に対して、受任通知を送付するとともに、取引履歴の開示を求めました。
約1ヵ月ほどで、消費者金融会社より取引履歴の開示を受けましたので、法定利率によって引き直し計算を行ったところ、約320万円程度の過払いとなっていることが判明しました。
当事務所は、過払い返還請求書を送付し過払い金の返還を求めましたが、消費者金融会社の計算では、平成9年4月に契約し借入を開始しましたが、返済の遅延が発生していることから損害金を含めた一連計算では元金約290万円となり、元金の8割である230万円を3か月後返還ということで減額での和解の提案がありました。 当事務所は、Mさんと打ち合わせの上、減額での和解を拒否し、増額交渉をしました。一度は相手方計算の元金に近い290万円という提案を受けましたが、当所計算よりも30万円程度低い額だったため、こちらも拒否し、交渉を継続しました。 その結果、当所計算の元金満額に近い320万円、早期支払いを条件に315万円という2つの再提案を引き出しました。
Mさんは満額を希望されていたため、和解日より約4ヶ月後の支払期限で320万円という内容で和解が成立し、返還を受けることができました。

3.解決と成果

交渉の結果、過払い金320万円を回収できました。

4.弁護士の所感

過払い金請求については、最終の取引日より10年間の経過で時効消滅し、過払い金請求ができなくなります。
長期間の返済を行ってきた場合には、過払い金が発生していることもありますので、消滅時効にかからないよう、なるべく早めに専門家に相談して、適切な対応をとってもらうことが必要だと思います。

文責:弁護士 北島 好書