Inheritance

事例4(疎遠な相続人がいる場合の遺言執行の事例)

  1. 遺言

依頼主Dさん(90代女性)、職業、無職 遺産 不動産

1.ご相談に至る経緯

長崎県在住のDさんは遺言者の配偶者ですが、公正証書遺言で遺言執行者に指定されていました。ところが、相続人が誰なのか、どのようにして連絡をするかなどが不明だったため、当事務所にご相談に来られました。

2.当事務所の活動

遺言の内容は、D様にすべて相続させるという内容でした。
戸籍によって相続人を確定するところ、疎遠な相続人がいる場合、どの市町村に戸籍の取り寄せをすべきかを調べていく必要があり、多少時間がかかりました。並行して、遺産を調査、範囲を確定して、遺産目録を作成しました。
そして、各相続人に遺言及びその執行の内容等を記載した書面を送付した後、D様に遺産である不動産の移転登記をしました。

3.解決と成果

遺言者の遺言の趣旨通りの執行を完了することができました。

4.弁護士の所感

D様以外の相続人からの遺留分減殺請求の可能性、その際の請求額と対応を予めお伝えして見通しがつくことで安心していただき、事件処理を進めることができました。

文責:弁護士 堀大祐