Inheritance

事例1(不仲な相続人がいる場合の遺言執行の事例)

  1. 遺言

依頼主Aさん(70代男性)

1.ご相談に至る経緯

福岡県朝倉市在住のAさんは遺言者のですが、公正証書遺言で遺言執行者に当事務所が指定されていました。
当事務所にご相談に来られました。

2.当事務所の活動

遺言の内容に従って確実に執行してほしいとの遺言者の願いから当事務所を遺言執行者に指定されました。
共同相続人の中には不仲な関係にある相続人があり、遺産分割協議や共同相続人の1人を遺言執行者に指定すると争いが生じる恐れがあったためでした。
当事務所は遺言執行者への就任を承諾し、遺言者の意思を実現すべく公正中立の立場で、遺言執行を行いました。

3.解決と成果

遺言者の遺産については、同居していた長男以外は把握をしていなかったため、遺産調査及びその報告について共同相続人の間に疑義が生じないように、公正明確に行いました。
共同相続人からの問い合わせにはその都度面談を行うなどして、説明を行い、出来るだけ迅速な執行を心がけた結果、遺言者の遺言の趣旨通りの執行を迅速に完了することができました。

4.弁護士の所感

本件においては、相続人間に不仲な関係がある者があり、どちらかに肩入れをしていると取られることがないように、遺言者の意思にしたがって忠実に執行を行ったため、スムーズな執行を実現できました。
共同相続人間に意見や感情の対立が予想される場合には、公平中立な立場で遺言執行を行うことがより良い解決のポイントであると思われます。是非、法律家に相談して円満な遺言執行を目指してください。

文責:弁護士 北島 好書