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Case 029 訴訟を行って過払金(190万円 経過利息を含めて95%)を回収した事例

  1. 過払金

担当弁護士堀 大祐
事務所長崎事務所

ご相談内容

男性

依頼主
Cさん(50代・男性)
借入先 消費者金融1社、過払回収額 190万円

長崎市在住のCさんは、消費者金融からの借り入れについて過払金がないか確認するために当事務所にご相談に来られました。

弁護士の活動

弁護士

当事務所は、消費者金融に対して受任通知を送付するとともにCさんの取引履歴の開示を求めました。
1か月ほどで取引履歴の開示を受けましたので、法定利率によって引き直し計算を行ったところ、過払元金及び最終取引日までの利息を合わせて約198万円の過払いとなっていることが判明しました。
当事務所は、消費者金融に対して、過払金返還請求書を送付して過払金の返還を求めましたが、消費者金融からは126万円程度の返還しかできないとの回答でした。
そのため、当事務所は、Cさんの了承のもと、消費者金融との交渉を打ち切って訴訟を提起しました。

解決結果

男性

訴訟では消費者金融から早々に和解の提案があり、190万円を3か月後に支払う内容の和解に代わる決定を受け、無事に190万円(経過利息を含めて95%)の回収に成功しました。

弁護士のコメント

弁護士

過払金請求訴訟については、訴訟提起から和解に代わる決定がなされるまで約3か月程度の期間がかかりましたが、当初の請求金額に近い金額の回収ができました。
消費者金融等に長期間の返済を行ってきた場合には、今回のケースのように過払金が発生していることがありますので、なるべく早めに専門家に相談して適切な対応をとってもらうことが必要だと思います。