Divorce

事例12(不貞の相手方より、交渉で早期に不貞慰謝料200万円を回収した事例)

  1. 男女問題

依頼主Lさん(40代男性) 会社員、Lさんの妻 主婦、不貞相手の男性会社員

1.ご相談に至る経緯

妻が不倫をしたことから、離婚とともに不倫相手に対して慰謝料請求したいとしてLさんから相談を受けました。2人の子どもがいるにもかかわらず妻がそのような行為に及んだことに対する精神的なショックとともに、自分たちの家庭を破壊した不倫相手に対する憤りの気持ちを抱えての相談でした。

2.当事務所の活動

今回の事案では、不倫の確たる証拠(調査会社の報告書)がありました。弁護士が入る前にとりあえず本人から相手方に慰謝料の支払いを求めるという方法もありますが、今回は最初から弁護士に任せたいとのことでしたので、相談に来られた日に不倫相手に対する慰謝料請求を受任し、速やかに内容証明郵便を送付しました。他方、離婚については、親権の争いはなく、分与の対象となるこれといった財産も想定されなかったため、弁護士に依頼した場合にかかる費用も考慮の上、一旦は受任せずにご自身で話し合って頂くこととしました。

3.解決と成果

慰謝料請求については相手方にも代理人弁護士がつき、交渉の結果、一括200万円の支払いを受けることで和解が成立しました。裁判にならなかったことからスピーディーに解決することができ、また、交渉により裁判でも認められるかどうかわからない金額の支払いを受けることができました。離婚については、最初の相談のあとで相手方から離婚調停の申し立てがありましたが、手続きの流れを説明したり、慰謝料請求に関する打ち合わせの際に調停についてもアドバイスしたりすることで、弁護士が受任することなく本人の力で無事に調停が成立しました。

4.弁護士の所感

配偶者の不貞行為が問題となっている場合、不貞相手への慰謝料請求は弁護士が受任して請求を行うケースが多いですが、離婚については本人同士の話し合いで解決する場合もありますし、本人同士が調停を行い解結するケースもあります。
今回は、離婚は本人が奥さんと直接話し合いを行ったことで弁護士報酬を節約しつつ上手く解決した事案と言えます。
ケースバイケースではありますが、すべてを弁護士に任せるのではなくやれることは自分でやるという姿勢が最良の解決につながることもありますので、みなさんも参考にされてください。

文責:弁護士 鶴崎 陽三